弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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もたもたの神様

こんな時間だけど、どうせ明日の公開授業なんてあってもなくても同じようなものなので、ちょっと書き忘れてた、というか今日のブログのネタにしたかったものを書くよ。

リーディングの授業は、それぞれの習熟度に応じてクラス分けされているわけなんだけど、俺たちのクラスの担当は一味ちがう。
もたもたのプロなんじゃないかとささやき合っている。
プリントを配る時、枚数を数えまちがえる、なんていうことはしない。難易度が低すぎてしないのかも知れない。殿堂入りしたポケモンをマサラタウンのまわりでレベル上げなんてめったにしないだろう。
というか、そもそも配るはずのプリントを忘れる。「あー、やべえミスったぁ……ちょっと待っててください……」とぼやきながら教室を後にしようとして、CDデッキの電源ケーブルに脚を引っ掛けて、教卓からそれを盛大に落っこどす。結構ヤバイ音がしたので大丈夫かどうか確かめてみたら、無事についたので胸をなでおろしながら退散する。
数分後、アセアセと戻ってきます。プリントを配りますね。
「先生、これ前もらったヤツ……」
「ええ!∑(゚д゚)」
また教室から出てきます。
数分後、ドタドタと戻ってきます。念願のプリントをようやく配れた。
こうして授業が十五分潰れたわけです。
あと、CDラジカセの取り扱いについては特にすごい。毎時間もたもたしてる。
例えばレッスン11をやる予定だったとしたら、確実に最初流すとレッスン10が流れる。「おっかしいなあ……」とつぶやきながらトラックをいじくること数分、ようやく正しく話し始める。
あるときは、レッスン13をやる予定だったのに、「ラムセス・セカンドうんたらかんたーら」とか流れ始めて教室が爆笑の渦に包まれた。
「先生それ一年生の!」
そもそも入れるCDを間違っていた。どうしようもないので、正しいCDを探しに行く。
引 っ か か る ケ ー ブ ル。
落 っ こ ち る C D ラ ジ カ セ。

今日もリスニングをやるので、いつものように銀色の四角いCDラジカセ(といえば良いのかわからん)をいじくっていたんだが、今日もいつものようにもたもたしてる。
またいつも通りなんだなぁ、と思ってDUOを眺めていると、今日は何やら様子が本格的におかしい。本意でなくても何かしら喋り出していたスピーカーが沈黙を保っているのだ。
「なんなんだよもー」とか唸りながら、先生は必死にいじくっている。俺は必死で笑いをこらえながらその推移を見守っていた。
そのうちイライラし始めたようで、「クソ……」だとか物騒なことをつぶやき始める。この時点で授業は五分消費している。俺はDUOのページを六頁ほど進めた。
やがて、「これか?」という呟きと共に、何かしらのボタンを押した。
すると流れ出す陽気な音楽。さながら、少し洒落たバーにいるかのようなBGMにぴったりな音楽……が大音量で流れ始めたから、もう爆笑に包まれない教室などあろうか。
「あぁ、もうこれ壊れてる! ちょっと、代わりの無いか探してくる!」
と言って、先生は教室を飛び出していった。
「今日はもたもたの真髄を見せられているwww」
みたいに友達と話していたら、やがて無骨な黒くてでかいCDラジカセを持って帰ってきた。
「使い方わからんし、『使えるかどうかわかりませんよ』とか言われちった……」
と言いながら、CDを突っ込みトラックを指定してボタンを押す。
静寂に包まれる教室。
先生の「あれぇ?」というぼやきと共に次々に失笑が生まれて、たちまちがやがやと騒がしくなる。
またうんうん唸り始める。
「(彼が)もたもたするのを見るために、俺今日学校来たんだ!」と後ろの友達が今日の学校の本義を見出していた。一方俺はDUOをその日のノルマを終わらせていた。時計は十分時を刻んだ。
「流れませんか?」
と、とうとうそのCDラジカセを貸しだした先生が教室にやってきた。……その援助に人の方が、もたもたしている担当の人よりもずっと若いんだけども、ちょっと見てるこっちが情けなくなっちゃったかなあ……なんて醒めた目で見てたわけじゃないよ!
援助の先生がかちかちと数操作すると、すぐにCDラジカセは息を吹き返して語り始めた。
「おお、よかったよかった、ありがとう」
そんな感じで援助の先生は帰っていった。担任はホッとした表情。
ラジカセは操作を容易にするために先生の方に向けられていたので──まぁ、つまり黒板に向けられていたので、先生はそれを生徒の方に向け直した。
するとどうだろう。ウルトラマンのカラータイマー的存在で、起動すると陽気に「HELLO」なんて言ってくれるあの液晶が、ふっとその輝きを消したのだ。
「ええええええええええ!」
とうとう授業が始まるかと思った生徒たちは一同に突っ込みを入れた。
先生、もう十五分経ってるよ!
「電源切れた……、バカナ……」
もう一度黒板方向に向け直して調整を開始。先生、それじゃあまた同じ過ちを……。
電源プラグを抜き差ししたら、今度こそ大丈夫、無事にリスニングの問題が始まった。
そういうわけで、うちのリーディングのクラスは、他に比べて遅れをとっているわけである。しかし、平均点は全クラスの中でも最高水準なのである。
その秘訣は、そのアットホームな雰囲気に在るのかも知れない……、とは言ってしまったけど。
実際授業が始まってから数分してから後ろを振り向くとどうだろう。俺は一番前の席なんだけど、いちばんうしろの人の眠そうな顔が見えるっていうね。どういう状況下って言うと、つまり「ドミノ倒しですか?」というくらいの就寝率だということです。
かくいう俺が寝てないのも、ひとえに単語帳のおかげ……いや、本文はちゃんと把握してるよ! もう理解したところだから、ちょっと分からないところだけ聞こうかなあ、って思って、とりあえずわかりきった説明の時間を無駄にしないためにも、こうして自主学習してるんだよ! という、いかにも真面目な人が聞いたらキレられそうな言い訳だこと。詭弁とはまさにこのことを言う。
と自覚しつつも、やはり眠るのに比べたら確実に起きている方がいいに決まっているので、俺は俯いて単語帳をめくるのである。

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  1. 2011/11/04(金) 23:56:09|
  2. 尋常の日記・雑記
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プロフィール

可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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