弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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保護及び対策課その四

弐「昨日は寝ちゃったんで未更新。今日は寝そうなんで早め更新しておくそうで。」
霞「ふぁ……ねむ……。」
兎「Zzzz……。」
弐「……酔っ払いみたい…。」

その4。
大学から帰ると、ドアにチラシが挟まっていた。
魚の彼女には、自分で服を買いに行くように言っておいたので、今出かけているようだが…。
いつもはなにげなくすてるところだが、なんか違和感がある。
軽すぎる。
なんというか…水に濡れたら溶けてしまいそうな…。そういう糊のCMがあったような気がする。気のせいか。うーん。
この究極のエコな紙に印刷された字に目を走らせる。
警視庁…?
警視庁特別公認人外対策及び保護課…?ふざけているのか?いたずらにも程がある。
だが、このぺらっぺら具合から見て、安くはなさそうだし、手が込みすぎている。それに趣旨のわからないいたずらだ。うむ。
人ではないが、人間の姿をした人間離れした能力、容姿などをした人物を目撃したら、110番…。
ただでさえ悪戯などが多く、対応も忙しいのに、対応項目を増やしてやるとは…。誰だ…こんなの…かわいそうじゃないか。
ただちらと彼女のことを考える。
たしかに人じゃない。いくらか昔にヨーロッパにいれば、悪魔憑きとして、裁かれていた事だろう容姿の少女だったが、きちんと人間の姿で、人間どおりの生活ができている。
そんな彼女を突き出すのは気がひけた。
てか、場合によっては捜査に参加?意味がわからん。あっちが一方的に得するだけじゃないか。
…その人外は、警視庁に無害と公認されれば人間と同じ生活を営むことができる。
…何か…絶対に差別や偏見が生まれてくると思う。
生まれないわけが無い。
仮に…仮にだぞ。猫耳尻尾の奴がいたら…自分は距離をおくだろう。
なんとなく…関わると面倒そうだし…自分も…。
うっかりあのことを考えそうになる。あれは自分のこころの奥底に封印してあるものだ。穿り返すようなことは今更したくない。
「た…ただぃまぁぁ。」
間抜けな可愛げな声に顔を向けると、クーラーボックスに、袋を手に下げた、ダボダボな制服を着ている少女…。ほかならぬ彼女だ…。
「たくさん捕れたよぉ。」
嬉しそうにガバと蓋を開ける。
中には、タイだのフグだの普段ありつけないような魚が所狭しとうごめいている。
「…え…。お前…どうやって…?」
そういうと彼女は背中から物騒なものをかっこいい金属音とともに抜き出す。
剣だ。
しかし魚に刺し傷は見当たらないが…。
「てくにっくだよ♪」
謎がやたら多い。剣の仕入先とか。
だが、追求してたらきりがなさそうなのでやめておく。はぁ…。
ちゃっかりと先に家に入っていった彼女を追って中に入ると袋を開封している。
中から見えたのは…。新品のスーツだ…。渡した金で買えるはずも無いような輝き。あこがれる。
「…どうしたんだよそれ。」
胸には何かどえらいものがついてる。警視庁バッチみたいだ…。まさか…?
「黒服のごつい人たちに連れられていったらね、いろいろ説明受けて、質問受けたらからハイっていったら貰ったの。」
幼い子供のような口調で喋る言葉には不鮮明な部分が多い。多分説明も7割は理解できなかっただろう。
というか見られてしまったのか…。こいつが自分から行くとは思えない。
しかし場合によっては、この場合になってしまったのか?
たずねると、
「さぁ」
とだけ。はぁ…。
下着はしっかり買ったらしく、楽しげにその警視庁公認の背広を着込んでいく。
「私が1人めだって。何のことか分からないけど。」
別に嬉しいことではない。それだけ人気じゃないんだ。そうとも。人外なんてそうそう居るわけが無い。
そのスーツを着終わった彼女は得意げにこっちを見てきた。
似合っている。サイズがぴったりだ。ぴったり過ぎる。どんな対応も取れるようにしてきたのか。言っちゃ悪いが暇人だ…。それとも…そういう素材なのだろうか…。だとしたら結構画期的な発明だと思うが…。
しかし…なんか妙だな…。
ネクタイの締め方に苦戦しているのに見かねて手を貸してやったりする。なんだか哀れに見えてくるからである…。
髪が適当にしている割にはきれいにまとまっている。
自分にはよく分からないが、他の連中が見たら羨ましがるのか、妬むのか…。
だが彼女はその辺はまるで無関心に魚を楽しそうにさばいている。
手を血で真っ赤にして楽しそうに包丁を持っているところを見ると危なく見える…。
そう考えて本来つっこむべき使命を忘れ去る。
背広にエプロンもせずに水場で料理している。汚れるのは承知の上なのか、無関心なのか…。よくわからん。
そんな風に考えていたら、なんだか、鯛の頭が残ってそこから下がグチャグチャになってどこが可食部なのか分からんのが出てきた…。箸で食うよりもスプーンで食べた方がいいかも…。
「鯛の生け作りです~。」
……最悪だ…。スプーンでぐちゃぐちゃやってたら内臓が出てきた。生で。
「わ…悪いが……食えん……。」
「んむ?」
彼女は口から、鮪の尻尾を覗かせてこちらを見てくる。そのまん喰ったのか…。
「うーん…やっぱり…人とは食事のあれが違うからなぁ…ダメか…。」
えっと貴方はたしか…群れをなして自分を守る魚ではありませんでしたか。
いつから種類が変わったんだろうか…。
「あ、言うの忘れてた。」
尻尾を処理し終わってから彼女からそう言って来た。
「明日、課に挨拶に行くからね~保護者としてね。」
「ほ…ほごしゃ…?」
なんというか…過酷な運命が待っていそうだ……。

弐「なんつーか、俺自身も結末を考えていない。」
霞「あれ。お兄ちゃんが書いてるの?」
弐「設定ではそうなってる。いや、設定とかなくて、俺が書いてる;」
霞「ふぅん………ふぁあ…。」
弐「最近眠いなぁ……毎日8時間睡眠の健康生活なのに。」
霞「眠りが浅いんじゃないの?」
弐「かもな。」
兎「zz……。」
弐「ちょっと早いけど寝ちゃうか。」
霞「うん……。」
弐「ノシ。」

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弐人「更新履歴。7/7 プロフィール作成。
           7/15 ブログランキング更新です。定着してしまった彼女からお願い。」
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  1. 2008/07/15(火) 20:18:05|
  2. 保護及び対策課シリーズ
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  1. 2008/07/16(水) 05:27:09 |
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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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