弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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我ながら最近の更新速度は俺の全盛期を彷彿とさせますが、でもそもそもこの物語は全盛期のアレのリメイクなので、まあそれくらいの勢いが出ても不思議じゃないってことだなあ。

この作品の原型になっているマイリビングライセンスという物語を書いていたのはちょうど3年前のこのくらいの時期。なんかやったらぶっちゅうしてる作品だったなあ、って印象。ラブコメはキスしたらそれは物語の終わりを表すことがふつうなんだろうけど、それを上回る勢いでぶっちゅうするのである。これは「L」というライトノベルのあとがきで作者が「とにかくキスするんだ」みたいなことを言っていたので、分かった!と安直に了解した俺の若気でもあったし、素直な欲求でもあったわけだ。それにしても接吻による一体化なんて、いかにもポルノ的だ。最初の方にはセッ○スの隠喩まである(しかも倒錯している)。葛藤を救うポルノ的なモチーフ……といっても、その活動の裏付けは強い精神的な結びつき(それを愛と呼ぶのかは知らない)であって、それで事態の解決を求めたところは結構評価できる試みだったよおうな気がしないでもない。
それに、登場人物の葛藤もある。きちんと心動かされ、自分の頭で考えて結論を出して、その目標に突っ走っているんだ。俺が書いた中でそういうジュブナイルで新鮮で傷つきやすい、でも咀嚼しやすい内面を描いたのはあの作品だけだったように感じる。しかしまあ、少し周りが優しすぎた感はある。ご都合主義的というか……まあ、それだけじゃないんだろうけども。
それにしても、ふつうの人、というものを作るのはすごく簡単だ。名前を与えればいい。ほかは、全部いらない。
でも、彼らを物語の上でいきいきと動かすには……少しあの混沌は枠が無さすぎる。混沌に溶け込んでしまうんだよなあ。見えなくなる。見えなくなるのを必死で追いかけると、それはとても退屈な文章になる。
キャラクター小説、キャラクターありきの小説っていうのは、分かりやすい。読者にとっても、作者にとっても、それはとてもライトなものだし、親しみやすい。キャラがあるというのは、超絶な自我があるってことで、それを翼のように操って混沌の中を自在に駆けていく。
さて。
今回の作品で試みていること……、ふつうの人から特異な存在への飛躍。混沌に映えるものへの移行。それは俺達にとっては、すごく楽しいし親しみやすいし、そのキャラを身近に感じることができる。
でもその裏に存在する取引は、決して生易しいものじゃないし……それに抵抗するものもなにかしらあるはずだった。
そちらへの接近をしなくてはいけないな、……と俺はずっと思っていた。生まれながらにして能力を持っている主人公、なんらかの家系に生まれた主人公……それは他の人に任せておこう。俺は、ふつうの、一般人としての自覚の在る、そしてキャラクターへの抵抗を感じている主人公を書かなければいけない……とずっと思っていた。それはハルヒをはじめとする初期ラノベ主人公(平穏ラブ勢)への回帰なのかも知れないが、でもだからこそ、マイリビングライセンス以降のもの(上のURLから投稿済み小説を見ていただけると分かる)に出る主人公はとても冴えないし、顔も思い浮かばないし、先天的な力なんてなにも持っていない、ただ巻き込まれるだけの弱者だった。
今書いているものは、混沌を踊り狂うキャラクターを鑑賞する物語ではなく、キャラクターに抵抗を覚えるキャラクターに寄り添う物語。どんなキャラクターにも負けないくらいの、等身大を描こうと苦心しているが……うーん。

「昇華」というワードは単なる当て字のようなものだけれども、これへの対抗の仕方は倉敷英悟と井代隼では一緒でも、沙美とサナリとではたいそう違う。ここらへんはぜひ読んで確認してもらいたいところだが、でもこの差がもたらすのはめちゃくちゃに大きいし、沙美のほうがよっっっぽどポジティブで望むべき方向に進むカタルシスもあるはず。
でもサナリは潔しとしない。なぜなのか。
これはぶっちゅうよりも深刻な問題ですね。マイリビングライセンスでは避けていた『死』というものの問題に少し触れてしまった感じがあります。やってしまいました。もうライトノベルではないかもしれません。あらら~。

なんか勢いで解説めいたことをしてしまったけど……どんな具合に物語が転ぶのか、検討もつかないというのが正直なところ。
う~んがんばらなければ…。
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  1. 2014/06/23(月) 22:20:10|
  2. 尋常の日記・雑記
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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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