弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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音、色、砂、砂、砂

 マウスが壊れかけている。勝手にダブルクリックしたりするのはまぁ良いんだけど、ドラッグを手放すのはちょっとやめて欲しい。いい加減買い替えどきかなあ、500円マウスで3年持たせるだけの物持ちの良さよ。貧乏性とはちょっと違う。貧乏性なんだけどさ。
 今日は卒論の計画書を提出。なんだか、本気出したらすぐ終わってしまいそうなほど、やりたいという意欲に溢れた計画書になってしまった。それよりも、同じゼミの先輩達の卒論を見せてもらったんだけど、内容いかんよりも、広く活躍している人の名前があることにビビってしまった。世間は狭いというけど、そうではなく、大学という場が広いんだと思う。いろいろな人が集まるから。

 それで、午後には池袋へ行って観てきました。「マッドマックス 怒りのデスロード」。
 ツイッターで話題になっていて名前は知っていたけど、話題になった程度じゃ僕は動かないのでへぇ~と思っていたところ、私淑する先生が「みろ」というのですぐさま観に行ってきた。
 まず、ネタバレ注意とか、そんな勧告すること自体が野暮であり、注意に対する注意を要請する作品である。ツイッターでも流れていたように、この映画のあらすじは「トラックで出かけて、帰ってくる」だけ。そして「トラック」「火を吹くギター」「ババア」でこの映画の説明はすべてついてしまう。こんな映画にネタバレもヘッタクレもありゃせず、それでも「どうして帰ってくることバラしちゃうんだよ!」とか言っちゃう人は、あんまり作品全般を楽しむセンスが無い。仮に見る前に、脚本を全て読んでしまっても全く映画としての面白みは一切減じることがない。何故なら、この映画は頭をつかう必要がない代わりに、全力で身体で観ることを要請してくるからだ。
 ネット評で「皆殺しマリオカート」「字幕なんて必要ない」とか書いてあってひどく笑ってしまったのだが、まったくもってその通り。トラックに乗って、追手をぶち殺していくだけの筋であるのに、「アクション以外の要素を求めていはいけない」とか言っている評もあって、これにもひどく笑ってしまった。「アクションがイマイチ」とかいう評にも。ご苦労様という感じで、ものの見事に「マッドマックス」の餌食となっている。というのも、あの延々と続くアクションシーンのお陰で「意味飽和」状態になってしまっているのだ。こんなブレイクの少ない映画は初めて観たが、そのアクションの否応なしの連続に身体がついていかなくなっている。身体とは、目とか、耳とかのことで、頭で因果を整理していくことを必要とせず、「いま、ここ」を延々と圧倒的な映像で並べ続けているために、その絶え間ない緊張が見ている者にとてつもない負担を強いる。そのうちに負担を軽減するために、アクションを見ないようになっていくし、それに伴う爆音を聞かないようになっていく。まぁ、つまり体力がないというだけの話なんだな。そういう人のために言うとするならば、これは「バカが観る映画」ということになる。僕はバカです。あはは。
 見ていてずっと思ったのは、主人公一行は「ハーレム状態」であること、そして「戦うハーレム」というもの。「ババア」も含めて、マックスと一人のウォーボーイを除いたら全員女だった。これには笑った。ハーレムを成して、高速で移動する車両を舞台に戦っているとか、日本のオタク的「ハーレム」に真っ向から喧嘩売っているような図になっていて、おかしくてたまらなかった。主人公がスーパーウルトラ無欲なのもまた面白い。朴念仁とかいうレベルではないし。そしてまた、誰も彼を求めていないのでそれがまたピタッとハマっている。まあ、あんな状況で求めるというのがどうかしてるなあ。お情け程度のラブロマンスを、ウォーボーイというこちらに寝返った人間にさせたことが、ささやかなハーレムの成就というか。
 そんでもって、「さすらう者」。行き先が無いことを知った一行は、脱出してきた「砦」へと舞い戻っていく。「砦」というのは、一人の男が神格化されて崇められ、「上」と「下」で隔てられた独裁社会である。「下」へは時折水を解放するだけで、大体の財は「上」が保有している。核戦争後で荒廃した土地が舞台なのに、「上」には緑すらある。「下」は多数のガリガリの人々が跋扈している。そこからわざわざ逃げてきたのに、またわざわざ引き返すのだ。新たな「故郷」とするために。
 ラストシーンで、「下」から「上」へ上るリフトに、多数の「下」の人々が乗り込んでいく。冒頭では、「上」の人間によって「下」の人間は蹴散らされているというのに。人々が、「下」から「上」へ……ってこれは、革命じゃないか。民衆が王政を打ち倒す、下克上をする構図と、まるきり同じじゃないか。めっちゃロックだ。ジョン・ロックとかけたわけじゃないが、あの火を吹くギターがジョン・ロックとかかっていたのなら、むちゃくちゃ面白いくらいにはロック。そして、明らかに貢献者であるはずのマックスが民衆に紛れていくラストは、「力」は民衆にあることを表象するかのようだった。

 サイコーのバカ映画でした。制作費いくらかけたんだろう。
 期末レポートを細田守監督「サマーウォーズ」で書こうと決めたので、来週には「バケモノの子」を観に行く必要がありそう。好評価というわけではなさそうですが、別に評価とかは映画を観るか観ないかの指標にならんので、気にせずに行く予定。
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  1. 2015/07/10(金) 01:16:34|
  2. 尋常の日記・雑記
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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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