弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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怒らせて、食べるお話

 どうしてあなたはここに?
 何を考えてあなたは行動したの?
 あなたはどう思いますか?
 なにか考えはありませんか?
 
 何故? どうして? なんで?
 お答え下さい。喋って下さい。語って下さい。プレゼンして下さい。意見を出して下さい。対案を出して下さい。

 スピルバーグの「宇宙戦争」では、トム・クルーズに息子やおっさんがまくし立てる。
「他になにか方法があるのかよ! 言ってみろよ!」
 トム・クルーズは黙っている。
 ノーラン「ダークナイト」ではジョーカーがまくし立てる。
「自分が死にたくなければ誰かを殺せ」
 クルーザーに閉じ込められた人々は、黙っている。

 あなたはどんな人間になりたいの?
 将来どんな職業に就きたいの?
 十年後はどうなっていますか?
 やってみたいことは?

 自分らしく。ありのままで。自然体で。お前らしく。自分を受け入れて。
 
 ……で、それのどこが、どうして、何故、あなたらしいのですか?

 そんな感じの小説を書いています。200枚程度を目標にしていたら、余裕で突破、多分250枚くらいいきます。
 今までずっと純粋な文字数で文量を図っていたので、書き上げた後に枚数に収まらないという事件が多かったけど、アウトラインプロセッサを変えてみたら、枚数表示ができるようになったために、文量の管理がしやすくなった。
 それで分かったのですが、100枚を越えたあたりからバテてますね、文体が。手癖で文体をキープしていけるのは、100枚が限界のようです。そのあたりから、色々とぐにゃぐにゃしてくる。いろんな人が神経過敏になって、性格が変わったり、セリフが刺々しくなっていく。地の文の肩身がせまくなって、セリフばかり続いて、気がついたら空中にいる。トムとジェリーみたいな。
 「告白して」「イチャイチャして」「失恋する」っていうだけのお話を書いてます。コンセプトは「つまらないものを書こう」。「文句を言われるものを書こう」。批判から身を守るための予防線ではなく笑
 何がテーマなの、とか、この世界は何なの、とか、どうしてこういう世界になったの、とか訊かれても「知らん」と答えるしか無い。むしろ俺が知りたくて書いてるんだ、と。そしたら唐突に『ノルウェイの森』を許せる気になってきてしまった。もう読むことはないと思いますが。

 あるキャラに、「欲望の投影」について語らせたのですが、これはそのまんま作者に帰ってくるブーメランであることに、通学途中の電車内で気づいてしまった。
 斎藤環センセ曰く、アニメとかマンガとかの少女像はオタクたち自身のペニスへの執着が投影されたもの、だという。あんなに現実の女子とかけ離れた女の子像だというのに承認できてしまうのは、その女の子が自分の性的な欲望を満たしてくれるからだ。まあ、これは割とアイドルなんかにも言えると思うし、消費される情報としての身体にはこの種の「欲望の投影」があると思う。だから、可愛いって正義だよね、エロは地球を救う、とか言ってるのは、俺のちんこが正義だ、とか地球を救う、とか言ってるのとさして変わらない、と。さぞかしデカイんでしょうねえ、とか思っちゃう。
 そのことをちょっと言わせてみたんだけども、でも……ここで僕が作ったキャラっていうのは、どうしても、どうしても絶対に、僕自身の欲望の投影になっちゃうんだよね。その平面上では、つまり作品という物語世界に於いては、キャラが相手のキャラの欲望を投影を拒否することは簡単にできるけど、作者がキャラに欲望の投影をしないのは非常に難しい。そして、キャラクター文化というのは、こうやって成り立ってるんだな、と改めて実感。欲望によって生み出されたキャラクターたちに、欲望について語らせる……これでいったい何が見えるんだよ、と。
 で、欲望もなしに、プラトニックでもなしに、恋愛を語ることのありえなくらいの難しさに直面してしまった。
 ディフェンダーにぎっちりと囲まれても、それでもその微妙な隙間を縫っていかければいけないような、そんな感じになっていて、文体が崩れる崩れる。僕は一体誰にこの文章を書かせているんだ、と目が回ってくる。
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  1. 2015/07/25(土) 01:20:09|
  2. 尋常の日記・雑記
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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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