弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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現代史テスト範囲

今日は今日とて、科学と現代史のテスト。
科学はともかくとして、現代史の範囲がよくわからん。アヘン戦争~ってよく分からん。しかも、世界史だから、よく分からん人たち出てくるしね。
そこで、俺は特技を生かして、現代史の勉強をしてみた。
追記からどーぞ。








※日清戦争の動機は、パラレルです。
また、色んな歴史的要素が都合よく変換されているので、ご注意を。
まぁ、なんとなく楽しんでくれればいいです。。

「夏……といえば、プールでのほほん、冬……といえば、こたつでまったり。風情があるね」
「皇帝様、新入りだそうですぜ」
「ほ、俺の周辺の輩はもう傘下に入れたつもりだったんだが」
「なんでも、西の方から来た変わった連中でして……」
 中国さんは、天性で手にしたその力を飽くことなく振るい、現在のポジションを得てきました。淡白に言ってしまえば、周辺のボスみたいなものですね。
 当時の彼の思想というのは、中華思想といって、中国が世界の中心、中国カコイイ! という、唯我独尊傲岸不遜な考えでした。
 よって、周囲の人々はほくしゅう、せいかい、東夷、南蛮、と大雑把に区別されていたのでした。
「ま、後で応じりゃいいでしょ?」
「そうっすね」
 中国さんの傍らで白い歯を見せ付けているのは、朝鮮さんです。彼は側近のような存在で、位置的にも彼にくっついています。
 中国さんは、腕時計に目を落として、うなりました。
「ん、そろそろ朝貢にでも来るんじゃないかね?」
「すね」
 朝鮮さんが返すと同時、足音がどこからともなく二人へと向かってきました。
「ひ……お、遅れました」
 惨めな疲弊した姿を惜しげもなく晒してやってきたのは日本さんです。彼女は、随分も前から中国さんとつるんでいます。
「ひゃぁ、どうもどうも」
 上司部下の体制で。
 朝貢と呼ばれるこれは、中国さんとの契約者が行うやり取りです。中国さんは、契約者さんの存在権……、つまるところの、庇護というものを約束するかわり、こうして朝貢を得て一種の取引を成立させていたのでした。

「西から来た、英国だ。今日は、取引の申請に来た」
 日本さんが立ち去った直後にやってきたのは、目つきの鋭い男でした。中国さんはいつもどおり、にひるな笑みを作って答えます。
 彼は英国と名乗りました。どうやら、中国さんの内を狙って訪れてきたようです。
「つまるところ、我々の財力が欲しいと?」
「財力というよりは、物資を恵んで欲しい。金はこっちがだす」
 中国さんは、内で配属国が増えたことにほくそえんでいました。

「へい、毎度! 今日はいい茶が入ったぜぇぃ!」
「公行さんはいつも元気ですね。はい、こちらがお約束の銀です」
「はっは、こりゃあいいもんだ、確かに受け取ったぜ、東インドさん!」
 このやり取りは、公行さんと東インドさんを経由して行われました。
 ちなみに、東インドさんは1600年生まれの、ベテランさんです。

「美味い!美味すぎる! ちょ、ちょっと英国さん! もっとこれください、ちょっとこれ美味すぎるwwww」
「えぇ、だが……」
 お茶にすっかり嵌ってしまった友人達に、英国さんは少し懐の痛みを感じ始めます。
 中国さんにお茶の人気に漬け込まれて、銀がどんどん無くなっていくのです。

 1793年、代理人マカートニーさん、1816年、代理人アマーストさんが交渉を試みますが、あっけなく沈没します。
 19世紀、危篤を感じた英国さんは、ある画期的なアイデアを考案します。
 英国さんは、目標を発見すると、すぐにその背中を呼びました。
「インド、ちょっとおいで」
「え……、な、なんですか……?」
 振り向いたのは、あからさまに貧弱そうな女の子。
 英国さんは、中国さんの趣味を利用して、恐ろしい計画を企てました。

「うっはwww 朝鮮、これヤベー! おもしれぇええwwwww」
「な、なにやってんですか……」
「モンハンフロンティアだってwwwパネェwwwwwwうはあwwwwナカマ死んだwwwwテラツカエナスwwwww」
「…………」
 インドさんの口車に乗せられた中国さんは、色んな手ほどきを彼女にしてもらって、あっという間にネット中毒、そして膨大な架空ゲームプレイ料金を搾り取られていきます。もちろん、インドさんにそんな知識を植え付けたのも、英国さんの仕業です。
 こうして、お茶に使ったお金はインドさんを経由して懐に帰ってくるという、英国さんの天才的な計画は短時間でその成果を上げていきました。

 1839年、ついに中国さんのお父さんの怒りが爆発しました。
 すっかりネット廃人になってしまった中国さんも、徹底反発。むしろ逆効果になってしまったようです。
 そんなことでも引き下がらないお父さんは、憤然たる思いで中国さんの行動履歴を模索し、彼の行動の根底に英国さんという黒幕が居ることを知り、即座に文句を言いにいきました。
 それを受けた英国さんは、このままではこの形態が崩れてしまうと危惧し、すぐに中国さんのもとに赴きました。
「これ以上、貴殿の粗暴な対応には付き合いきれない。ここで決着をつけさせていただく」
 そういって、その腰から抜いたのは真剣。確かに、ネットを始めてからの中国さんの、周囲への対応は大変野暮なもので、この口実には一理あります。
「はぁ? 意味わかんねwww てか、俺と戦おうってかwwwww」
 もちろん、中国さんからすれば、大変理不尽な話です。すぐ挑発にのり、傍らにあった鉄刀を手にとります。
 1840年、アヘン戦争です。いやしのアヘンと覚えましょう。
 勝負は一瞬でした。それはそうです、中国さんはずっとネットに嵌って体が鈍っていたのですから、勝てるはずもありません。
「い、命だけは……」
 あっというまに、三流悪役です。
「それならば、取引にかけるそちらの有利な条件を全て撤廃させていただこう」
 そして、中国さんの直接的な代理人である、広州さん、あもいさん、福州さん、寧波さん、上海さんを解放し、英国さんが受けた損害分を賠償金として支払う、という契約を締結しました。
 南京さんが仲介に入ったので、南京条約です。
 
「中国が負けたらしいぜ、ちょっと苛めてこようぜ」
「な、何言ってんの、これはチャンスなのよ、ここはまぁるく包んで……」
 アヘン戦争の噂を聞きつけたアメリカさんとフランスさんも、その騒ぎに便乗して中国さんのもとにやってきました。 
 ネットをめぐっての騒動がおきている最中に、この出来事は中国さんにとっては泣きっ面に蜂。泣く泣く、アメリカさんには望厦条約、フランスさんには黄埔条約を締結してしまいます。いずれも、南京条約と同じような内容でした。

 さてネットを巡っての騒乱と上に述べましたが、具体的には、太平天国の乱といいます。これは1851~64にわたっておきる、ある種の修羅場です。、
「中国うぅぅっぅうううう! 貴様ぁああああいい加減にしろぉぉおおおおお!」
 とうとう、ネトゲに嵌り込んだ中国に、中国のお祖父さんが怒り出しました。このお祖父さんは、大変なお方で、1844年に上帝会という立派な結社をつくりあげたという、経歴も持っております。
 そんな彼が、みだらな自分の孫にとうとう怒り出したのです。
 1851年、滅満興漢というスローガンを上げて、広西省金田村にて挙兵しました。満とはネットゲーム、漢とはリアルをさしています。ネットを滅ぼし、リアルを充実させろ、ということですね。

「貴様、人質になれ!」
「え? うぎゃぁああ!」
 おじいさんは、たまたまそこを歩いていた南京さんを捕まえ、首都(人質)にしてしまいます。
 人質をとったお祖父さんは、ひたすら淡々と解放条件を述べていきました。
 税の軽減、男女平等、土地の均分(天朝田畝制)、悪臭の撤廃等々……恐らくは、一番最後のが一番大きいのでしょうが。

 でも、中国さんが長年かけて作り上げた伝は相当のものでした。
「た、助けてくれぇええ!」
「仕方ないな……もう、やめるって誓うか?」
「誓う! 誓う!」
 中国さんは、幼馴染の曽国藩さんと、李鴻章さん、ゴードンさんを味方に引き入れて、お祖父さんを説得します。
「お祖父さん! あなたは既に包囲されている! おとなしく人質を解放して投降しなさい!」
「……」
 お祖父さんは、そこまでして逃げようとする中国さんに絶望、結局南京さんを解放して寝込んでしまいました。

「り、利益が変わらないだと……? 俺があそこまで苦労したのに……?」
「ちょっと! どういうことなの! あいつ裏切ったのね!」
 そんな内乱があることを知らない、イギリスさんとフランスさんは酷くご立腹。約束したのに、全く約束が守られていないのです。
「ほう、あなたもだまされて……」
「……もう、ギッタンギッタンにしてやりましょうよ」
「いやでも、理由が無ければ……ならこうしよう」
「え? 何々!?」
 
「俺は万引きなんてしてねぇ、信じてくれよ!」
「証拠は挙がってんだよ、さっさと白状しろ」
「しょ、証拠ってなんだよ!」
 万引き容疑で拘束されているのは、アローさんです。そして、それを取り調べているのは──
「そこまでだ、中国父」
 そこで颯爽とどこからともなく現れる英国さん。びしっと指を中国父に突きつけて、高らかに宣言します。
「全くのでたらめだ、アローは何もしていない」

 それと同時期。
「わ、わたしのザビエルがゴミ箱に……! いったい誰!? 入れたのは!!」
 ヒステリックにわめいているのは、フランスさんです。その胸には、一人の人形──宣教師を模しているようですが、かなり汚れてしまっています。
 そんな彼女の後ろにおずおずと歩いていくのは──中国さんです。
「えっと……、駄目、だった、の、か?」
 取り乱しっぷりにすっかりビビってます。
 その声を聞いたフランスさんは、涙目でキッと振り返って中国さんを睨み付けて。

 英国さんは、アローさんと中国父の間に入るようにして。

「戦争だ」「戦争よ!」

「え?」「は?」

 アロー戦争勃発。または、第二次アヘン戦争とも言います。1856-60です。いや、語呂悪くねぇし むぉっ! と覚えましょう。
 もちろん、英国さんとフランスさんに挟まれて、ネットをやめて数日しか経っていない、不安定な精神状態で勝てるはずも無く、中国さんはあっさりと敗北。
 1858年、天津さんの仲介を経て、新しい契約条件を締結します。
 しかし、そんなのもつかの間。怒ったのは中国父です。
「ふざけるな! 本当にこいつは、万引きしてたんだ!」
 それを軽く英国さんは返してやります。
「よろしい、ならば戦争だ」
 またしても瞬殺、1860年、北京条約を締結し今度こそ戦争は終結します。
 この条約により、英国さんは中国さんの妹、香港さんを借りてしまいます。

 さて、その後、またこの中国さんはやってくれました。
「ね、ねっと……やりてぇ……」
 ネット中毒がぶり返してしまったのです。
「た、頼むよ……た、助けて……」
「またか……」
 ここでまた、彼は曽国藩さん、利鴻章さんらにお願いして、新たなパソコンをえて、再びネトゲの世界に君臨しようとします。
 スローガンは、「中体西用」。自分の垢を変えずに、暇な人を雇い、ウマーな思いをして復帰への近道を作るものです。主に、鉄道、鉱山、軍事といった方法があげられます。

『できるって!』
『いい男過ぎるから、お前ならいけるw』
『そうか……それじゃあ、いってくるぜ、お前らww』
『おうよ、応援してるぜ!』
 ある日、とあるゲームのギルド内で交わされた会話です。上から三番目が中国さんの発言。
 彼は、とある人に片思いをしており、その旨をギルメンに打ち明けたところ、さっさと告ってしまえ、という意見が多かったので、意気揚々と、彼は告白することに決めたのです。

「……お、いたいた、おーい!」
 中国さんは、片思いの人を見つけると、大声を上げました。その声に気づいて、中国さんの方を見た彼女は、数年前とは比較できないほど変貌を遂げていました。
「あら……、中国さんじゃないですか、どうしたんです?」
 日本さんでした。そう、中国さんが思いを寄せていたのは、長年上司部下の関係を続けてきた日本さんだったのです。ただ、一時期引きこもりになってしまったのを気に、一年に一度程度しかあっていなかったのですが、アメリカさんの説得を経て、社会復帰できたようです。
「いや、今日は言いたいことがあってね」
「なんでしょう?」
「……」
 中国さんは、自分に絶対的な自信を持っていました。絶対に、彼女は受け入れてくれる……と、全く逆のパターンを疑いませんでした。
 1894、日清戦争の勃発です。胃、焼くよ? と覚えましょう。
「ずっと、前から君が好きだった、嫁になってくれ!」
「…………」
 中国さん、言い切りました。日本さん、ポカーンとしています。
 長い沈黙の後、日本さんは目を伏せて呟くように言いました。
「えと……すみません……」
 中国さん、敗北の瞬間でした。
 日本さんには、アメリカさんという、大きな存在が居たのです。


 それは、1854年、彼女はアメリカさんと一つの約束をしました。
「あの窓……いちいちそういうのめんどいから、下田と箱館って呼ぶか。 まぁ、そこを開いておいてくれよ」
「……はい……」
 日本さんは、アメリカさんが怖くて怖くて仕方がありませんでした。家族内でも、あんなちゃらちゃらした輩と付き合っては駄目だ、ということも言われました(尊王攘夷運動)。それでも、妹の琉球だけは、外に行こうとしきりに姉を支えていました(倒幕運動)。
 来る1858年、日本さんは、独断でもう一つの約束をアメリカさんと交わしました。
「……外に、出ます」
 アメリカさんと出た外は、新鮮なもので、彼女を内側から変えていくのにそこまで時間を要しませんでした。1868年、明治維新です。

 その顛末を聞いた中国さんは、あまりにショックでネトゲもやめて、睡眠生活に入ってしまいました。
 眠れる獅子から、眠ったままの獅子に降格。

 やがて来る災厄も知らずに。


なんか上手く纏まって、清清しい気分です。
書いただけですが、随分と現代史のテストは楽でした。とくに、幼馴染とかは、かなり役に立ちました。四点はウマすぎる。
ただ、これに二時間くらいかけてしまったので、科学がノータッチ。
あぁーあ、これはオワタ。

追記


上海ザザミで腹筋がぶっ壊れました。

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テーマ:短編小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/05/21(木) 19:35:43|
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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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