弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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保護及び対策課その弐拾六~コメディ風味編~

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弐「昨日はどーもすんませんでした。疲れたからお前ら召還する気力ない。だから俺が書く。とか言っちゃって。」
屍「たまには俺たちに休息をあたえてくれてもいいと思うんだけど。」
兎「てか召還てなに……。」
弐「此処は俺たちの家だからな。何をしたって誰も俺たちに何もいえない。はず。」
屍「お前もたまには人の話を聞け。」



弐拾六
とりあえず、北極点のブリザードよりもすざまじい冷気をばら撒く姉を処理する。なんか黒い表現だが、簡単に言ってしまえば単に例の『魔法』で熱を持たせて温度を上げるだけ。周囲の温度と同じになっただけだが、一気に気温が上がったので温かくなったように感じる。だが、俺が気温を上げたのに関わらず徐々に気温は確実に下がってきている。
しかし、暑いヘリの内部の気温が一気に下がって、5分もしないうちにまた急激にあがったとなると少し体の方が心配だ。
「んん……その失敗体さんは何をしてるのかしらね……。」
姉が丸くなって呟く。
俺が返事を返そうと口を開こうとしたらラッドの声がそれを遮った。
「そろそろ集合場所だ。各自降りる準備をしとけ。」
周囲の兵士たちがガシャガシャと何かを用意し始めたの。どうやら俺たちに向けて言われた言葉ではないらしい。
急に腹の底がせりあがってくるような違和感を覚えた。それが着陸するために高度を落としているのだと気づく。
「……警視庁……。」
見慣れていたのだが、上から見ると分かりにくい。だがそれは確かに俺たちの職場だった。
屋上に静かに着陸する。完全に地につく前に、後ろの壁が開いて兵士たちが飛び出す。
「訓練も兼ねてだ。」
俺がそれに見入っていたらラッドがそう補足してきた。
「滅多にヘリなんか飛ばせたもんじゃないんでね。」
「あんたは行かないのか。」
俺が訊くとラッドは視線をそらした。
「今はちょいと状況が違うんでね。」
「状況?」
「いつもはちゃんとした地べたに着陸するんだがね。人間が作ったものなんざ信用できない。」
不意に自分は性格に言うと人間じゃないというのを思い出した。目が赤いのもそれで納得がいっていたのだが。
まぁ要するに飛び出すのが怖いんだな。
完全に着陸したらしく、腹の底を叩いていた振動が止まる。
外は雪こそ降っていないものの、そうとう冷えていた。
「これで夕立なんか降ったら猛吹雪だろうな。」
ラッドが他人事みたいに言った。
「要するに夕方までにそいつを仕留めろと?」
「殺して構わないそうだ。人に危害を加えてる上にあのでかさだからな。いつものように殺って構わない。」
出入り口に向かいながら、ラッドがなんとなく矛盾したようなことを言う。
「……俺たちはいつも保護してるぞ。」
「何?」
ラッドが振り向いた。
「そうか……お前がいるのか。」
なんとなく引っかかる言い方だった。学校のHRで何かのグループ決めの時言われた時のような気分だった。
ラッドは話しながらまた進み始める。
「それならば……お前が一番重要な役割にある。恐らくお前の戦闘能力が一番高い。と私がお前にあたるとき上から受けた。」
それから今度は肩越しにこちらを見やって面白そうに笑った。ように見えた。
「あの状況を作り上げるのに結構苦労したんだ。楽しんでくれたかな?」
「やっぱりお前ら意識してたのか……。」
「昔からあれが好きだったんでね。またいつかやらないか?」
「あぁ……俺は構わないが……。」
「またあの男も呼んでくれ。なんとかリベンジしたいものでな。」
あの男というのはもちろんあの影のことだろうが、説明するのは億劫なので適当に頷いておいた。
扉から中に入ると少しばかり暖かかった。
「ねぇ……この人と何やってたの?」
姉が訊いてきた。どこか顔色が悪いのは寒いからだろう。
「ん?普通に戦闘を。なんでそんな事訊くんだよ。」
「え……だってやらないかって……。」
「は?」
俺が姉の顔を見ると、姉は顔を赤くして顔を横に振った。
「な、なんでもない!」
「……あっそ。」
何か勘違いをしてたようだが深く追求しておかないで置く。

例の顔合わせの時の会議室のようなところに案内された。なんとなく此処にはいい思いではないが、上神の命名されたときの顔が今でも忘れられない。
中に入ると、見た顔も見ない顔もあった。
「室内はそれほどでも無いみたいね……。」
席につくまでに姉が話し掛けてきた。
「へぇ……俺は寒さに疎いから分からんな。」
「羨ましいというか憎らしいというか……。」
俺も暑さと空腹時は死ぬほどあんたが羨ましい。
「わぁー田代だぁ。生きてたんだ。」
そんな出会い頭に失礼着まわり無いことを言うのはこいつしかありえない。
「その台詞そっくりそのままお前に返す。」
「あたし田代じゃないもん。」
レミがそう言って頬を膨らませた。なんでよりによってこいつの隣なんだ……?
「せんせー!揃いました!」
そんな能天気な声を張り上げるのは隣にいた警部だった(なんでこいつらに挟まれてんだ?)。せんせーと呼ばれた俺のすぐ近くの──警部を挟んだ隣──男がゆっくりと立ち上がった。
「それでは保対課と霧屍隊の合同会議を始めます」
俺は警部の服を引っ張った。警部がこちらを向く。
「なんだよ……霧屍隊って。」
「私たちが殺りあってたところ。」
正確には殺りあってませんが。
「んで敵と会議してんだ俺たちは……。」
「敵じゃないよ。さっきまでは敵だったけど、それは訓練の一環だよ。」
「ん?」
「練習試合みたいな感じかな。でも手加減はナシでいいからね。」
今更言う事じゃねえ……。
「お互い初めてだから、本気にさせるシュチュエーションを作った方が良いかなぁって。」
「今までのは全部狂言だったのか!」
「うん。」
……平然と言うなよ。
「じゃああの戦闘機も?」
「あれは便乗しただけ。そんなことのためだけに街を壊すなんてバカなことしないもん。」
「ふぅん……。」
要するに……そういうわけだったのだ。……なんか儚い。
「まずは怪我人の確認。」
あちらの最高責任者らしき若い男が仕切っている。眼鏡に白衣に長身の男だ。それ以外に特徴らしき特徴が見つからない。
「こちらに一人にそちらに一人で間違いないですか?」
「はーぃ。」
警部が声を上げる。
「霧屍隊の負傷者は戦闘特化の魔杓で、左手の複雑骨折。」
魔杓とは恐らくあの鬼だろう。影の回し蹴りによって左手の骨を砕いた。怪我人がそれだけというのは意外だったが。
「えーっと。保対課の怪我人は戦闘担当の上神で右足の骨折と左腕の脱臼。」
俺は眉をひそめた。あの2日目の夕方にはピンピンしていたはずなのに。
「戦闘に特化した二名がいなくなったのはとても大きい。あの失敗体には火薬とか銃弾とかはたいした効果はあげられないからラッドの出番はほぼ無い。」
ラッドは軽く俯いた。恐らく兵器とチームワークを武器にした戦い方をするのだろう。
「だから負傷者の運搬に回ってくれ。」
「了解。」
そう言ってラッドは立ち上がって会議室から出て行った。
俺は彼が機嫌を損ねたのかと思ったが、
「ヘリとかの準備だよ。」
と警部が補足してきた。
「そして……田代君。」
「、はい。」
若い男の視線がこちらをむく。冷たく見えるがさして鋭くない視線だった。
「恐らく君は最後まで生き残らなければならないだろう。」
生き残る……。
「最後の片をつけるのは君だ。巨大な失敗体の処理を行えるのは君だけだからね。」
基本的に影は傷つくことはあっても消滅することは決して無い。それならば、とどめをさして行動不能にした後、回収してから封じ込めることもできるはずだ。
「分かりました……。」
「凍慧(ミズエ)が彼のサポートに。」
「はい。」
その声の発生源に目を向けると、2番路地で遭遇して右手を思いっきり叩いた彼女の姿があった。それから目が合ってちょっと微笑んできた。
「入ってんじゃねえか……。」
「ん?」
俺が小さく呟いたのを警部が聞き返してきた。なんというか耳だけは敏感なんだ……。
「謝羅と主が先発隊だ。」
「あいよ。」
「………はぃ。」
謝羅と呼ばれた青年と主が返事をした。ここでも主なのが不満なのか拗ねたように返事をする。
「名前を呼ばれなかったのはここで待機だ。以上。」
そう言って男は座った。会議はこれで解散である……。

屋上にでるとさっきのようにヘリが置いてあった。運転席にはラッドの姿がある。
「四人だけか。」
「あぁ。」
いろいろ通信器具だとかが入ったバッグを席におく。
「うへぇ。寒い。」
隣にコートを着込んだ主が座ってきた。
「田代よくそんなTシャツだけで平気でいられるね……。」
「ん?これは体質だからな……。」
そんな事を話していると謝羅と凍慧が乗り込んできた。お互い防寒対策バッチシで……。んー俺が異常なのかな……。
「田代。」
呼ばれて振り向くと謝羅が俺の前にいた。うん。
「初対面でもないけどまぁ一応だ。俺は謝羅って読んでくれればいい。よろしく。」
「あぁ、よろしく。」
手を差し出してきたのでそれを握った。俺と同じような手の持ち主だった。主の方を見ると凍慧が同じようなことをしている。
「そろそろ出るぞ。」
「ん。ぁぁ。」
謝羅が言う。
「ラッドヘリ操縦できんのか。」
「私を含めて部隊全員操縦可能だ。さっきは暑苦しくてやってられなかったから部下に任せてた。」
意外と適当だこの人。
「ねぇー凍ちゃんはどんなの使えんの?」
主が暇なのが嫌いなのか口を開いた。
「んー。流のと似てるけど違うのかなぁ。」
「ん?」
俺は凍慧を思わずみたらいたずらっぽい笑みを浮かべている。
前に遭遇したときは、なんか槍だとか鎌だとかいろいろ使ってたような気がする。
「原子の法則を完全に無視して。酸素とか二酸化炭素とかをこうやって……。」
凍慧の手にはいつのまにか鉄くずが載っていた。姉の自分の体じゃなくて他の原子って所か。
「まぁこれだけじゃないんだけど……ここは狭いから。」
「いいなぁ……。」
いつのまにか主が広げた翼をばっさばっさと羽ばたかせた。
「んわっびっくりしたぁ。」
謝羅が悲鳴を上げた。確かに驚くよな……。
「謝羅はどんなの?」
「ん?」
謝羅が主の期待の視線をもろに喰らった。
「んやここは狭いから見せらんね。あとでな。」
「んぇーー……」
主ががっかりしたように声を上げる。なんとなくさっきの謝羅の初対面じゃないとうのが気になった。どこかで会ったっけ……。
「んで田代は何すんの。」
謝羅が好奇の目を光らす。
「ん?俺?」
俺はゆっくりと座席から身を起こす。
「先生が一番田代が強いって言ってたからな。」
周囲の二人は知っているからか口を出してこない。と思ったが。
「駄目駄目。お楽しみはとっておかなきゃ。」
凍慧がそう言って話を取り下げた。
ヘリは静かに静かな街を駆け抜けていった。

弐「次回からスーパーテヌキタイム。」
霞「何それ?カービィの新作?」
屍「何処らへんを解釈してそういう結論を出すんだよ。」
霞「だってすーぱーって。」
弐「俺的にはスーパーと言われるとマリオの方を思い浮かべるんだが。」
兎「どっちかっていうとそっちの方が多いかもね。」
屍「ちなみにカービィの次回作はDSらしぃ。」
霞「買ってくれないかなぁ。」
弐「ラノベにはまってる間は無理だろうな。一万円が一週間で空のかなただからな。」
兎「嘘ッ……。」
屍「それはお前だろうが。」
霞「誰が今話題になってるの?」
弐「弐人でそ。」
屍「なんともややこしい。分けなくてもいいだろうが。」
弐「いやぁ。なんでも自分に貶されるのが良いんだとか。」
兎「……」
霞「……?」
屍「聞かなかったことにしよう。」
弐「さて、俺が暇なときに書いてたあのふざけたやつ。次回作には屍を出すからな。死なないからどんどん酷い目にあわせてやる。」
屍「それはどーも。」
弐「んじゃ!」

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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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