弐つの遊戯卓

【五年目】 毎日頑張ってやりくりしていきてます。物書き、音ゲーと合唱やってます。最近DTMとか始めました

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一握りのオフも終わり。
とても楽しみにしていたことほど、酷くあっというまに、酷くあじけなく終わり、かなりイヤだと思っていたことほど、恐ろしく長く、恐ろしく心に残る、そういうものです。
きっと、俺にとってこの夏休みというのは、恐ろしく心にのこりつつ、酷くあじけなく終わり、そして、おぞましく長く、終わった後にはあっという間に錯覚してしまう、そんな魑魅魍魎に牛耳られたような、阿鼻叫喚ともいえる、謎の抑圧に怯えながら、慄きながら、漫然と、悄然と、そして、毅然としながら、この長い長い長い、あまりに数えるのには長すぎる、一円玉風呂の値段を数えるような、一年で死んだ蚊を数えるような、且つ、短かったと錯覚させられる、如くは小学校の六年間のように、或いは、2009年、2008年のような去りぬ年月であったり、或いは長距離走のラスト100mのような、短い短い、短すぎて吐きそうなほどの虚無感が伴う夏休み。
何故、こうも辛いのかと思い始めると、逆にそうでもないだろう、と、楽観的な自分が生まれてくる。
何故、こうも楽しいのかと思い始めると、明日はどうなんだろう、と、悲観的な自分が生まれてくる。
相対している。それが延々と、それこそ、俺が高校生という肩書きを捨てるまで、或いは、俺という肩書きを捨てるまで在り続ける。
そう考えると、つまらなくなる。面白いことでもないのに、考えるとつまらなくなる。それは、本当につまらない、取り付く島もない、つまらないこと。
そして、大概、つまらないこととは収拾のつかないこと。
単純に、それだけの術と知識が無いだけなんだが。
先を見るやつだけが、暗闇に不安を覚える。それを知らないやつが、進んで穴に落ちる。
それが、幸せなのかは落ちてみないと分からない。

とまぁ、こんな長い、この先の不安をつらつらと述べた文はただの前書きで、たったさっき、維新の戯言シリーズを読み終わった。
計4000ページ、本人曰く二百万字以下の、たったそれだけの量を読みきるのに、一年弱かかりました。
最初は、遠まわしでいやに厭世的で批判的で、そのくせ分かりにくて、底が深すぎて見えなくて、読むのがだるくてしょうがなかったけど、どっからか読むのが積極的になっていった気がする。それは、単純に中二病と和解しはじめたころだったか。
まぁ、いえることといえば、これを中二時代に読んでいたら、大変なこと、それこそスーパーウルトラ大変なことになっていただろう、ってことか。実際読んでたヤツ(貸してくれたやつだが)も、結構ざっくりした性格になってるし(弁償したものを素直に受けとる心に優しいヤツ)。
仮にそうだったとしたら、酷く婉曲的に、意識的に物事を捉えてると思う。当時の拙い文章で。
実際、問題なのは、稚拙さじゃなくて、その意識的に捉えてるってことで、探して見つかるようなものは、意識に脚色された愚物だったり、偽物でしかない。
多分、俺は停滞していた。
それだけ、維新の語り部には、恐ろしい魔力があると感じた。



で、こっからはネタバレなきがするから、中で書くが、ここまですっきりするラストを迎えるとは思わなかった。
回収していない伏線は数多あるし、理解に及ばない事象も幾多もあったが、ここまで劇的に、そしてそれらを忘却の彼方へと連れ去れる様な、ある意味期待通りというか、それでも、ある意味意外だったというか。
まさか、あれほどドロドロして、表面をさらっただけでは解せない様なラストを演出し続けたシリーズが、まさかのまさか、ハッピーエンドで終わるとは。
今までのシリーズは、毎回読了後の胸焼け感があったが、今回はその一年で溜まりに溜まった溜飲が、一年で貯めに貯めて買ったダイソンで下ろされたかのような、異常なすっきり感がある。
血と腑にまみれた二百万字の結果が、100字ぽっちの文章で、あそこまで、あんなにまで、寝ようとしていた俺をもう一度立たせる程の影響力を、そして、感動を与えてくれたというのだ。

まぁ……、一年っていうのは長かったが、ラストの上中下巻を読むのには二週間しかかかってないんだよな。
というと、実際三ヶ月程度で読了しえた可能性もあるんだが……。
だからなんだよww

……、体ぶっ壊れてぇえええええええええええ
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  1. 2010/07/18(日) 00:41:41|
  2. 尋常の日記・雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<タイトルなし | ホーム | タイトルなし>>

コメント

戯言シリーズの終わり方は僕が今までに読んだ本の中で一番の終わり方でした。
恐ろしいまでのすっきり感。あれは素晴らしすぎます。
回収されてない伏線は、人間シリーズと今執筆中らしい緋色の英雄とやらで回収されていくかもしれません。



>面白いことでもないのに、考えるとつまらなくなる

良いルートだと思います。
ネタばれはやめときますが、考え続ければ、そのうち論理的に考えた結果での考えないっていう選択肢が出てくると思いますよ。
  1. 2010/07/18(日) 13:30:28 |
  2. URL |
  3. 柊 #vs0NW1Qw
  4. [ 編集]

ネタばれを避けるというか、先入観を突き付けるのを避けただけですが。


考えるということはいいことだと思いますよ。
  1. 2010/07/18(日) 17:48:29 |
  2. URL |
  3. 柊 #vs0NW1Qw
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

今ならなんとなく、貸して来たやつが言いたいことが分かった気がします。
ちなみに、下巻とセットで双識の人間試験もついてきてます。
あー

まぁ、なんだかんだ言って、俺の憂慮は大概が杞憂ですからね。
どうせ、いいこと考えて悪いほうに転がるよか、悪いこと考えて良いほうに転がる方が、建設的でもあります。
まぁ、それでも問題を抱えたら、言うように思考停止を脳内議論の末に打ち出すことになりますね。
  1. 2010/07/18(日) 20:36:19 |
  2. URL |
  3. かにしと #-
  4. [ 編集]

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可児 珊士

Author:可児 珊士
大学生。
元音楽(合唱)部員。旧BASS。
ギターが欲しい年頃。
作家志望。
本陣:埼玉
カラオケ行くと声的な意味で別人化。

アイコンは柊氏より頂きましたΣd(゚∀゚d)

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